重複数珠順列の公式
種類の色()の玉がそれぞれコで計コあり、これらを円形に配置する。回転および反転で不変な配置は同一視するとして、その配置の総数を
とする。これを計算するための一般的な公式を作ります。
重複円順列の公式が前提となります。記号も引き継ぎます。円順列とみたときの総数は簡単にと書きます。
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回転対称に関する部分の和は重複円順列の公式をそのまま使えます。
本の軸をとしてに関して対称な配置の総数をとするとバーンサイドの補題から
軸はが奇数ならすべて玉を一つ通りますが、偶数なら半数は玉を通らず、もう半数は2つの玉を通ります。 また、の中に奇数がいくつ含まれているかによって線対称な配置の数の計算は変わってきます。このあたりに注意すれば後は単純な重複順列の問題です。
に含まれている奇数の数をとし、のときの
をと書くことにすると
のとき。唯一の奇数をとすると
のとき。二つの奇数をとすると
のときは
重複数珠順列の公式
上のように定義したによって