重複円順列の公式
種類の色()の玉がそれぞれコで計コあり、これらを円形に配置する。回転で不変な配置は同一視するとして、その配置の総数を
とする。これを計算するための一般的な公式を作ります。
の時計回りの回転を度回転と呼ぶことにします。
バーンサイドの補題を適用すると、で度回転で不変な配置の総数として
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の約数については、の公約数でないときはであり公約数であるときは
度回転で不変な配置というのは度回転で不変な配置と等しいことに注意しましょう。
はオイラー関数、つまりと互いに素な以下の正整数の総数です。
以上から
重複円順列の公式
をの公約数の集合とすると
例. 赤玉、青玉、黄玉をそれぞれ4つ、計12コ円形に並べる場合の総数は