指数分布の最大値分布
soratobipenguin.hatenablog.com
リンク先に書き直しました。こちらも一応残しておきますが、しなくてよい面倒な計算をしています。
互いに独立
このとき の分布について考えてみる。
期待値を求めてみよう。
ちなみに最小値分布 はに従うことが簡単に計算できるので期待値は となる。
の分布関数をとすると
であるからにおいて
その他のの範囲では0。
したがって
一方で
と置いて
と計算される。□
次に分散を求める。
この証明には
に登場する以下の式を用いる。
但しは非負整数を動く。
期待値の場合と同様にして
一方、引用した式にを代入して
よって
□
同じようにして高次のモーメントも計算可能。3次、4次の結果を記しておくととして
今度はが大きくなる時に近づいていく分布を求める。
但しの分布関数は
の分布関数をとする。
は定義関数。
これは によって任意の実数で
に収束する。□
ついでにを計算しておくと
が比較的容易に分かるので
となる(はオイラー定数)。
同じようにして
ついでに